「車掌が電車を止めた?」
こんばんは、とさやです。
ちょっと、仕事も忙しくて連日のブログ更新が途絶えてしまいました。
気ままに更新出来たらいいかなと。
さてさて、先日新幹線の運転士が居眠りをして駅をオーバーランしたという事象がありました。
ヤフーのトップニュースにのっていたので、知っている人も多いかもしれませんが、その記事の中に「車掌が非常ブレーキをかけた」と書いてありました。
その記事を読んだ妻が、「なんで車掌が非常ブレーキをかけられるの?」と不思議そうに尋ねてきました。乗務員経験のあるとさやからしてみたら、車掌が非常ブレーキをかけるのは当たり前ってな気持ちになるのですが、普通の人からしたら、不思議に思うのもそれは当たり前ですよね。
「駅進入時に車掌が握っているもの」
ズバリ、言っちゃうと、車掌には非常ブレーキをかける権限が与えられています。
ただし、運転士と違って通常のブレーキをかけるわけではなく、非常ブレーキのみで、一度かけてしまうと、解除は出来ません。
これはなぜかというと、運転士は前だけ見てますので、自分の後ろで何か不測の事態があっても気付かないので電車を止められません。
そのため、車掌が最後尾から前を見張っており、何か事故が起きそうであれば非常ブレーキをかけることが出来るようになっているのです。
今度、最後尾に乗車した際は車掌が駅進入時に手をかけているものに注目してみてください。
そう、それは非常ブレーキなのです。