「理不尽な日」
こんばんは、とさやです。
今日は新年度の初めての平日ってことで、リクルートスーツに身を包んだ新入社員がたくさん街にいました。
入社式なつかしいなぁ・・・当時は鉄道会社に入ってやりたいことが自分なりに明確にあった。でも、時とともにそれが錆びつき、組織に染まっていいたいことも言えなくなって、そして仕事ってなんだろう。働くってなんだろう、と大いに悩んだものである。
とさやは頭がいいわけではないが、物事を突き詰めて考えるのが好きだ。
そして、おかしいことはおかしいとはっきり会社で言ってしまうタイプだ。入社した頃からこういう性格だからあんまりサラリーマン向いてないのかな、と常に思っている。
例えば、迎合とかが全然出来ない。そんなのうまく合わせちゃえばいいじゃん、て思うんだけど、自分が納得していることなら、大いに受け入れる。けど、迎合してまで生きるのは自分を嫌いになる。自分を嫌いになるのは本当につらく悲しいことである。
今日はなんでこんなことを書いているかというと、今日は多くの会社で年度替わりの昇進が発令される日だ。
とさやもその対象の人間だった・・・しかし、とさやは昨年度どうしても我慢できないことがあり、当時の上司に非常に反抗した。その内容は客観的に色々な人の意見を聞いてもとさやは間違っていなかった。しかし、組織からしたらとさやみたいな存在は可愛くないのである。結果、昇進に関しては見送られた。
正直、ある程度予想していたことだったけど、今まで会社に貢献し実績をあげてきた自負がある。それでも、人事には勝てなかったということか。
いや、違う。
とさやには、とても聡明な妻がいる。
その妻がとさやに言ってくれた言葉がある。
「今回の事で、会社から理不尽にも昇進の機会は奪われてしまったけど、魂と自分の尊厳まで奪われてはダメだし、とさやはおかしいことはおかしい!と会社に屈することがなかったんだから、弱い人間じゃないってことを証明したんだよ」
この言葉に今日とさやは救われた。
人生には生きているなかで、晴ればかりではない。雨の日もあるし、それがずっと続くこともある。だけど、雨の日だって楽しみを見つけられるし、いつまでも雨が降り続けるわけではない。
今日、とさやと同じように昇進を逃した人もいるだろう。でも、それですべてが終わったわけではない。ここで腐ってしまうことが、本当の負けなんだ。
朝顔も常にお日さまを浴びているだけじゃ花は咲かない。
夜の闇があるからこそ、綺麗な花を咲かすことが出来る。
今日は、自分の気持ちを吐露したくてちょっと日記のような記事になったけど、サラリーマンて難しいなって思った一日でした。
それでは、また。